2026.07.05
在宅医療栄養療法

不登校は治せる!【動画⑫ 栄養に着目した血液検査の解釈】

*****本動画の概要*****

・一般の医療機関では、数値の高いことには着目するが、低いことにはあまり注意が払われない。
・酵素の値が低い場合、その補酵素である栄養素の不足が示唆される。この不足が、現在の不調の原因である可能性もある。

○医療機関で行う一般的な項目の血液検査。その評価においては、過剰な値を見つけ出そうとしていることが多いです。例えば、AST/ALTの値が高ければ肝臓や胆管系に炎症がある。また例えばBUN/Cr(クレアチニン)の値が高ければ腎臓の働きが悪い。などです。

○一方、栄養療法の文脈においては、同じ血液検査結果を見て、足りないものを見つけ出そうとします。例えば、先に述べたAST/ALT値が低いのを見て、ビタミンB群が足りていないと評価します。また例えば、BUNの数値が低いのはタンパク質の摂取量が足りていないと評価します。

○これらの評価の前提となっているのが、これまでに繰り返し述べたように、「酵素が十分に働くには、補酵素の助けが必要」という事実です。AST/ALT値が高い場合、それは肝臓で炎症が起こった結果、細胞が壊れて酵素が血中に漏れ出した結果です。これを逸脱酵素と呼んでいます。一方、AST/ALT値が低い場合、それはASTやALTが酵素として働く際の補酵素の量が足りないために、AST/ALTの活性、酵素としての働き、が低いのだと考えます。
○AST/ALTの補酵素は主にVit.B6等のビタミンB群ですので、B6を始めとしたビタミンB群が足りないという評価になるのです。

○その他、ALPやLDH、γ-GTP、AMYなど、血液検査で測定している項目の多くが酵素値であり、足りない栄養素を推測するのに資することができます。

一般の医療機関で異常なしとされた方について、改めて血液検査結果を眺めてみると、足りない栄養素が目につくことはしばしばです。食べられていない、ことの結果である側面もあると思いますが、いずれにせよ、栄養の不足に着目したアプローチには、解決に向けたヒントが隠されています。

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